転職エージェントの選び方を解説!

ペット業界に転職したい!待遇面や必要な資格そして狙い目のお仕事もご紹介します

ペットサービスのお店

動物好きにはたまらないペット業界のお仕事。

ペット業界への転職がしたい!」と思っているものの、ペット業界もサービスの種類が豊富になっています。ペット業界=ペットショップではなく、アニマルセラピストからペット保険まで多岐にわたります。

ざっと挙げるだけで、ペット業界にはこれだけのお仕事があります。

ペット関連のお仕事
  1. ペットショップ
  2. ペットサロン
  3. ペットホテル
  4. 動物看護師、動物介護士
  5. アニマルセラピスト
  6. ペット保険
  7. ペット用商品メーカー

 

ということで今回、かわいい動物に関わるペット業界の仕事の種類と主な仕事内容、さらに待遇までお伝えします。

 

ハジメ

今は日本の15歳未満の子供よりペットの頭数の方が多いと言われているくらいペット業界は巨大産業なんだ。

 

ペット業界は著しく成長している業界の一つです。ペット業界転職を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

盛り上がっているペット業界は転職にピッタリ

ペット保険

ペット業界は右肩上がりで需要が増えています。

毎年100億円以上の成長を見せており、2018年の1年で1兆5,355億円。2013年からのわずか5年で1,000億円も市場が伸びているんです。(矢野経済研究所「ペット関連総市場規模推移と予測」調べ)

日本の大手メーカー富士通の利益が1000億円といわれていますので、たった5年でペット業界がどれだけ大きく成長してきているのかがわかります。

でも、ペットの飼育頭数は増えていないと聞いてます。

リカさん

本当に業界は盛り上がっているんでしょうか?

ハジメ

実はプレミアムペットフードだったり、ペットの関連市場がすごく勢いで盛り上がっているんだ。

ペットの飼育頭数はここ数年でほぼ変わってませんが、ペット関連のサービスが広がりを見せています。

 

「ペット業界=ペットショップ」のようなイメージを持っている人もいるかもしれませんが、サロン、高級食品、エンタメ、シッターサービスなど、多岐にわたります。

令和に入ってから盛り上がったペットサービスも含め、1つ1つご紹介していきます。

ペット業界の代表的なお仕事「ペットショップ」

ペットショップ

 

ペット業界と聞いてまず思い浮かぶのがペットショップでの仕事ですよね。

ペットショップでの仕事は「動物の管理」、「商品の販売」の2つがメインとなります。

動物の管理や販売

動物のケージの掃除や消毒、食事や排泄の世話、爪切りやブラッシングまで動物のケアを全般的にします。

ペットショップは動物を商品として扱うので、商品の価値を高く保つためよいペットショップであるほど厳しく動物の健康管理をします。

ペットを飼っている方ならご存知かと思いますが、1頭の世話をするだけでも大変ですよね。

ペットショップでは数十頭の動物を毎日世話するため、かなり時間に追われます。1日動きっぱなしのためかなりハードですが、そのスピード感がやりがいでもあります。

 

ペット関連の商品販売

動物の販売だけでなくペット用品全般の販売もしなければなりません。

動物の知識だけでなく、ペットフードやトイレ用品など各商品の知識も必要で、学ぶことがたくさんあります。

また接客スキルも大切になってきます。

 

ペットショップの待遇は店によって差があり、正社員の給料は月収15~19万円からのスタートという場合が多く、店長クラスになると30万円前後になることもあります。

 

基本的に勤務時間は長い傾向にあり、また接客業であるために土日に休みがとれない店も多いようです。

 

ハジメ

ペットショップは他の業界と比べても給料が厳しい業界だ。

 

かわいいペットに触れられる仕事ですが、途中で嫌にならないように勤務時間と休みについて事前によく確認しておきましょう。

 

 

近年急増中!「ペットサービス」店

ペットサービスのお店

 

ペットの増加と共に、ペットへ「サービスを提供するビジネス」が、近年増加しています。

サービス内容は多岐に渡り、ここでは代表的なものをご紹介します。

 

ペットサロン

最近ではペットへの美容サービスも充実してきています。

その筆頭がペットサロン。ペットのシャンプーやトリミングを行い、ペットのかわいらしさと健康を保ちペットと密に触れ合う仕事です。

トリミングをする人をトリマーと呼びますが、この仕事の待遇は資格の有無に大きく左右されます。

資格を持っていれば経験が浅くとも年収200~300万円は見込めますが、資格がないトリマー補助・アシスタントの場合、5年〜10年と働いても時給900円のまま、ということも。

ペットサロンで働くならトリマーの仕事が合ったほうがいいでしょう。

 

ペットホテル

旅行に行く間、ペットを預かるペットホテル。

ただペットを預かるだけでなく、ホテルで他の犬たちと遊ぶ様子を写真付きで飼い主に報告したり、家までの送り迎えをしたり、環境の変化で体調を崩したペットがいれば病院に連れていったりと、丁寧なサービスを提供しているペットホテルが増えています。

こちらも正社員の平均年収は250~300万円ですが、なかなか年収が上がりにくいのが実情です。

また大型連休やお盆休みなど、ペットを預ける人が増える時期は休みが取りにくくなってしまうことは覚悟しておきましょう。

 

ハジメ

サービス業になるから土日祝日がメインになるな。

 

ペット医療の仕事

ペット医療

ペット医療の仕事といっても「ペットの命を預かる仕事」と「ペットの力を借りて人間の心の健康に役立てる仕事」、この2つに分けられます。

 

動物介護士・動物看護師

ペットの命を預かる獣医。そのサポートをするのが動物看護師です。

医療行為全般に関わり、動物の命を救う仕事です。待遇は資格の有無や病院の大きさなどによって差が大きくでてきます。

あくまで目安ですが都会の大きな病院なら平均月収20万以上、田舎の病院では13~15万円くらいと考えておいてください。

また近年、ペットの高齢化が問題となっており、動物介護施設も増えています。そこで動物の世話をするのが動物介護士です。動物の介護をしながら最期を看取る精神的もハードな仕事ではありますが、ペットの生きている時間を快適にしてあげられるとても大切な仕事です。

この仕事をする上で資格は役に立ちますが、平均月収15~17万円が一般的です。

医療系の仕事は国家資格が必要な獣医の収入がトップで、年収500万年ほどです。業界の構造上、動物看護師・動物介護士の年収は獣医より低くはなりますが、ペットの命に携わるとても大事な仕事です。

 

アニマルセラピスト

アニマルセラピストとは、福祉・教育・医療において、ペットとの交流によって人間の心を豊かにするお手伝いをする仕事です。

精神的な問題を抱えた人がペットとの触れ合いの中で心を開いていったりする様子を見ることができるのが、この仕事の醍醐味です。

平均月収は、介護施設に勤務した場合で15~20万円です。民間の資格もありますが必須ではありません。

 

 

「ペット保険」ペットの高齢化による需要増加

ペット保険

 

最近、ペット保険の仕事の需要が急激に増加しています。

ペットを室内で飼うことが多くなり、また餌の品質も向上したことでペットが高齢化しており、そのために保険に入る飼い主が増えてきたためです。

 

 

ペット保険は基本的にインターネットでの受付のため営業職がいません。マーケティング職、事務職、お客様の質問に対応するコールセンターがメインとなります。

平均年収300~500万円程度で、大手企業が多いため残業がある会社はきちんと残業代を支払うなどペット業界の中では待遇はよい傾向にあります。

需要に対して人手が追いついていないため、転職するなら狙い目でしょう。

直接ペットに触れ合わなくても何かしらペットに関わりたい!けど土日は絶対休みたい!お金もちゃんと欲しい!という方にはペット保険業界おすすめです。

 

 

「ペット用商品メーカー」企画から開発まで!

ペット商品

 

大切なペットが食べる餌や、遊ぶおもちゃを作り出すことに関われる仕事です。

また最近では洋服を着せる飼い主が増え、様々なメーカーやブランドがペット業界では活躍しています。

募集職種にもよりますが、市場調査、商品企画、開発などが主な業務となります。

待遇も会社ごとに異なりますが、ペット業界の中でもヒット商品を抱えているメーカーでは年収は比較的高い傾向にあります。

とくにペットフードは高級志向になっていたり海外のセレブ愛用のブランドが人気が高いので、人気メーカーを狙うのがおすすめです。

ペットフードは特に注目されてきているので、もう少し詳しくご紹介します。

プレミアムペットフード

ペットの飼育数が頭打ちになっているにも関わらず、ペット業界が盛り上がりを見せている大きな要因の1つがペットフードの高級化です。プレミアムペットフード市場とも呼ばれ、通常のペットフードの3倍~5倍ほど高い値段のペットフードが売れ始めています。

日本が高齢化社会になると同時に、ペットへの健康面も注目され始めました。栄養バランスや健康面に気を使ったペットフード、犬であれば犬種別に特化されたドッグフードなどなど、バラエティーも豊富です。

プレミアムペットフードの主体は

  • ドッグフード
  • ペットフード

の2種類ですが、今後さらに広がってくることが予想されます。

また、ペットフードの売上を元にトリミングもはじめたり、多岐にわたる事業を展開する企業も多いので、タイミングが合えば最大手のペットフード販売メーカーにも入れる可能性もあります。

ペット業界への転職に有利な資格

ペット医療

ペット業界で有名な資格といえば獣医の資格になります。

しかし、ペット業界で有利になる資格はたくさんあります。

ペット関連の資格
  1. 動物看護師
  2. トリマー
  3. ドッグトレーナー

これらは国家資格ではなく、民間資格になります。

なくてはならない、というよりも就職をする際に有利になる資格です。

 

動物看護師

動物看護師は、獣医師のパートナーとして、動物の健康管理や治療の手伝いをする仕事です。

獣医になるためには6年制大学を出る必要があり、年数と費用ともに大きくかかってしまいます。

しかし、動物看護師であれば、2年制の学校になります。

これから獣医になるのは厳しいけど、動物を救う立場で頑張りたいという人にオススメの資格になります。

 

トリマー

トリマーはペット美容院になります。

トリマーといっても基本には犬のトリミングになります。専門職になるので、手に職がつくため、人気な資格の1つです。

動物の医療専門学校の学部の1つとして設立されているところが多いです。費用は動物看護師よりは少し安いですが、年間を通して100万円ほどかかります。

 

ドッグトレーナー

ドッグトレーナーは、主に犬のしつけをするお仕事になります。

資格に関しては「日本ドッグトレーナー協会」が有名です。

犬のしつけの実力はわかりにくいため、こういった有名な協会のお墨付きをもらうことによって、転職などを有利に進めていきます。

最近は、動物を預かるペットホテルのようなサービスも増えています。こういったサービスを提供している会社への転職にもドッグトレーナーの資格は分かりやすく有利になることは間違いありません。

 

ペット業界へ転職 まとめ

ペット業界への転職についてご紹介してきました。

ペット業界と一言にいってもさまざまな職種、仕事があります。

ペット関連のお仕事
  1. ペットショップ
  2. ペットサロン
  3. ペットホテル
  4. 動物看護師、動物介護士
  5. アニマルセラピスト
  6. ペット保険
  7. ペット用商品メーカー

 

今や日本では15歳未満の子供よりペットの数が多いと言われています。

飼い主にとって大事なペットの健康を支えたり、ペットに癒されるお客様の顔を見ることができたり、ペット業界の仕事は大きなやりがいを得られる仕事です。

ただしペット業界のほとんどがサービス業になるため、収入面や休日面などもあらかじめ理解し、覚悟しておかなければいけないこともありでしょう。

とはいえ「動物が好き!動物に関わる仕事につきたい!」という方はぜひ今回ご紹介したペット業界への転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

 

ハジメ

ペット業界といってもいろんな仕事があるから自分が活躍できる仕事を選ぼう。

 

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