「転職してやりがいのある仕事に就きたい」
「転職して給料をアップさせたい」
「転職して良い待遇の会社で働きたい」
転職を考える人のほとんどがこんな考えを持っています。
転職してこの3つの願いを叶えるためにもっと重要なこと、それは業界選びです。成長産業と言われる伸びる業界に転職しなければ、この3つを叶えることが難しいどころかまったく逆にことがおきてしまうのです。
ハジメ
リカさん
ということで今回、転職でもっと重要なことの一つである伸びる業界とくに「これから伸びる業界」に注目してご紹介してきます。
これから伸びる業界7選、そしてこれからの社会で新しく生まれるであろう職種についてもご紹介してきますで、ぜひ最後までご覧になってください。
目次
これから伸びる業界で働くメリットについて
なぜ転職で重要なことが「これから伸びる業界」で働くことなのでしょうか。
それにはこの4つの仕事をしていく上で欠かせないメリットがあるからです。
まずは「これから伸びる業界」で働く4つのメリットを紹介します。
年収アップが期待できる
伸びる業界で働くと年収アップが期待できます。
伸びる業界では、売上規模が毎年倍単位で成長していくこともめずらしくありません。
仕事が忙しくなるものの、その分年収もアップしていきます。
出世のスピードも早く、若いうちから責任者のポジションを任されることもあります。
年代問わずチャンスがある
伸びる業界では年代は関係ありません。
20代前半の若手でも、40代後半のベテランでもチャンスに恵まれます。
伸びる業界は常に忙しく常に新しい人材を求めています。
そのため業界での経験が少なくても大きな仕事を任せてもらいやすい傾向にあります。
キャリアアップできる
伸びる業界には新しいテクノロジーや異業種がどんどん参入してきます。
新しい技術や知識、人脈や経験を獲得でき挑戦できる環境があります。
身に付くものが多いためにキャリアアップしやすく、将来のキャリアプランも制約なく描くことができるでしょう。
スキルアップでき次の転職にもつながりやすい
前述した通り、伸びる業界ではスキルアップができます。
どんな企業でも応用できる知識や経験が身に付くため、転職市場での価値も上がります。
伸びる業界で働くと、「あの業界で働いていたんですか!」と評価レ次の転職につながりやすいと言えます。
これから伸びる業界・なくならない仕事の特徴
これから伸びる業界・なくならない仕事にはどんな特徴があるのでしょうか。
考えられる特徴を3つ、以下で説明します。
AI・機械学習関連の仕事
自分で学習し発達していくことができるAIがこれから人間に代わって社会で活躍していきます。
単純な労働はどんどんAIが導入されていくだけでなく、今ではAIが文章を作成したり医師のように症状の診断を下したりすることもできます。
AIの需要の高まりに応じ、AIを開発する仕事はさらに伸びていくでしょう。
AIができない仕事 人対人の対応は人間にしかできない
人対人の対応はAIではできません。
たとえば人と人とのトラブルを解決する弁護士、悩みの解消を助けるカウンセラー、教師や保育士、マッサージやエステ、ヘアカットなどを施す美容業界、などの仕事は今後なくなることはないでしょう。
ハジメ
人間の感性が必要な仕事
デザインやコピーライティングなど広告・デザイン業界や、音楽の作詞・作曲、小説家や漫画家などは人に訴えかけることを目的とする仕事です。
人間の感性をAIが理解し、感情に訴えかけることはできません。
人間の感性を必要とする仕事は今後もなくならず、これからも伸びていく仕事だと言えます。
転職狙い目!これから伸びる業界予想 成長が期待される業界7選
転職するなら狙い目のこれから伸びる業界と予想される業界を7つ紹介します。
「IT業界」伸びている業界の筆頭 AI化や自動運転
IT業界は現在進行形で伸びており、成長業界のトップを走る存在です。
AIや自動運転の技術をはじめとし、今まで人の手が必要だった仕事をシステムでできるようにするのがIT技術です。
とくにプログラマー・エンジニアの需要は今後より一層増えていくでしょう。
「インターネット広告業界」 TV広告超えの成長業界
今ではテレビの代わりにYouTubeを見る人も多く、インターネット広告業界の成長には大きく期待できます。
電通の調査による「日本の広告費2018年」を見ると、インターネット広告費が5年連続で二桁成長していることがわかります。
インターネット広告費は、1兆7,589億円(前年比116.5%)、5年連続の二桁成長となり、地上波テレビ広告費1兆7,848億円に迫る(参考:日本の広告費2018年)
日本の総インターネット広告費は約1兆7600億円で、新聞・テレビ・雑誌・ラジオの4大マス広告を合わせて約2兆7000億円です。
インターネット広告費はマスコミ四媒体の広告費の半分まで迫っており、両者の数字が逆転する未来もそう遠くないと言われています。
「エンタメ業界」 AIの進化で更に発展する業界
エンタメ業界はAIやテクノロジーの恩恵を利用しやすいのがメリットです。
例えば、自分の好みを分析して選曲してくれる音楽のストリーミングサービスはAIの発達により可能になりました。
ボーカロイドで歌声を合成することができ、今では作曲スキルを持ったAIの開発も進んでいます。
エンタメ業界はAIを利用し、ますます進化していくでしょう。
「医療・介護業界」 今後も増える高齢者世代
総務省の統計によると、2019年現在日本の人口の28.5%が65歳以上です。
つまり日本では世界で最も高齢化が進んでいます。高齢化に伴って医療費・介護費が拡大しています。
とくに介護業界は人で不足なので、今後需要に応じて給与も上がっていくでしょう。現在も国が補助をし介護士の賃金向上に努めています。
ハジメ
「観光業界」 五輪後もまだまだ伸びるインバウンド需要
2020年の東京五輪に向けて成長が続く観光業界は、五輪後もさらに伸び続けることが考えられます。
年間数千万人の外国人が日本を訪れており、訪日外国人の数は毎年更新されています。
2020年後もこの傾向が続くことが予測されており、観光業界やホテル業界では新規投資に踏み切る企業も多数あります。
「シェアリングエコノミー」 AirbnbやUberなどの注目企業
「シェアリングエコノミー」はものを所有せず、必要な時に必要なものを不特定多数で共有する経済システムのことです。
余っている部屋を民泊として利用するAirbnbや自家用車でタクシー業をするUberなど、コワーキングスペースのWeWorkなどが例に挙げられます。
共有することで余剰を削減し、また場合によっては人との交流も生まれます。
今後シェアリングエコノミーの流れはますます加速していくでしょう。
「農業(アグリテック)」ロボット化・IT化でこれから発展する業界
農業は斜陽産業と思われがちですが、実はロボット化・IT化によって発展が期待されています。
日本では農業人口は減りつつあり、食糧自給率の低さが課題となっており、世界的にも食糧危機が危惧されています。
今後ますます投資され、一部は「これから伸びる業界」と言えるでしょう。
現在でも太陽光発電ポンプをかんがいに利用して費用・温室効果ガスを削減するソリューションや、ブロックチェーンで農作物の供給元を管理する方法などが実現に向かって動いています。
【10年後予想】これから伸びる業界で10年以内に新しく生まれる未来の仕事とは
では、10年後にはどんな仕事が生まれるのでしょうか。
続いては、10年後を予想した時に生まれているかもしれない、未来の仕事を紹介します。
興味がある仕事が見つかれば、今からその分野で知識をつけておくとよいかもしれません。
ロボットアドバイザー
少子高齢化で労働人口が減っていく日本では、今後さらにロボットの導入が普及すると考えられます。
コンビニやスーパーのレジ、企業の受付や銀行の窓口、介護の補助などロボットで代替されていくでしょう。
そのため、ロボットの使い方や導入方法に精通し、コンサル的役割を負うロボットアドバイザーが生まれるかもしれません。
人工肉クリエーター
家畜問題は人間が動物を搾取するこことだけではなく、環境への影響もあります。
畜産業は全温室効果ガスの約15%を排出しており、牧場の確保のために広大な面積の森林が開拓され続けています。
その背景を受け、注目が集まっているのが「人工肉」です。
今でも大豆由来の人工肉「ソイミート」がありますが、将来は動物由来の「培養肉」が普及することも考えられます。
牛や豚の細胞を人工的に培養し、食肉として加工する「人工肉クリエイター」の需要が高まるかもしれません。
実際培養肉の実用化に向けた動きも進んでいます。
輸送管理者
AIの進化により、将来的には乗用車の自動運転の実現に向けて開発が進んでいます。
自動運転が可能になると、物資の輸送やバス・タクシーの運転などに人がいらなくなります。
しかしその輸送の管理まではAIには難しいでしょう。
輸送する物資や人の確認や受け渡しに携わる「輸送管理者」の仕事が生まれることが考えられます。
3Dプリンター関連の仕事
3Dプリンターは主に建築業界で導入され、今では3Dプリンターで家が建ってしまうほどです。
実際アメリカでは低所得者向けの家を一件60万円のコストで、それも24時間で建ててしまったとのニュースもありました。
コストと時間削減のため、今後3Dプリンターはさまざまな業界に普及していくでしょう。
3Dプリンターの販売やメンテナンス、導入にあたってのコンサルなど3Dプリンター関連の仕事が拡大してくと予想できます。
「3Dプリンターを使って何ができるか」というアイデアも重宝されるでしょう。
補足:ビッグデータを分析する「データサイエンティスト」に大注目!
現在急激に需要が増えているのが「データサイエンティスト」です。
ビッグデータと呼ばれる無数で膨大なデータを解析し、ビジネス課題の解決に生かします。
テクノロジーが発展し、さまざまな消費者行動を追跡できるようになったものの、そのデータの大半を活用しきれていません。
データサイエンティストには解析力だけでなくデータを生かすための発想力や洞察力も必要です。
需要が多いので高収入が見込め、かつ大企業にも転職しやすい職種だと言えます。
今、将来性のない業界で働いているあなたへ
現在将来性のない業界で働いていませんか。
印刷業界や出版業界、テレビ業界さえも「斜陽産業」と言われています。コールセンターや受付業務、事務職などの仕事も近いうちになくなるとさえ予測されています。
今将来性のない業界で働いていると今後の人生に関わる大きなデメリットがあります。
将来性のない業界で働いている方に知ってもらいたいことを以下で説明します。
将来性がないと嘆くなら、一刻も早く転職に踏み出しましょう。
衰退業界で働かない方がいい理由
衰退業界で働かない方がいい理由には以下の5つが挙げられます。
- 給与アップが見込めない
- 将来性がない・出世の見込みもない
- ある日突然仕事がなくなる
- 営業のハードルが高い
- 異業種との交流がなく仕事の幅が狭い
衰退業界は需要がないために売上が下がりつつある業界です。
そのため給料が上がらず出世の見込みもありません。冒頭でも述べましたが、衰退業界の仕事は需要がないので営業活動が難しくまた急に会社が倒産することも考えられます。
新規参入がほとんどなく、異業種とのビジネスチャンスにも恵まれません。
人脈を築いていくことも困難です。衰退業界にいるなら今後のキャリアをしっかりと考えておかないと、業界が先細るとともに職を失うことになりかねません。
転職先に選ばない方がいいかも…10年後はない「衰退業界」の特徴
衰退業界への転職はおすすめしません。上記のように、衰退業界で働くことはデメリットが多いからです。
衰退業界の特徴は以下の2つです。
- AI・デジタルでの代替が可能な業界
- 時代の変化に追いついていない業界
Uberを紹介しましたが、Uberはシェアライドだけでなく自動運転の開発もしています。
今後自動運転が普及すれば、タクシー業界は衰退するでしょう。
コールセンターや事務職、翻訳・通訳などもAIで代替できるようになると言われています。
また印刷業界はペーパーレス化の風潮に取り残されてしまいました。今ではオンラインでの動画配信を好む人が多く、テレビを見る人が減っています。
時代の変化を読み、ビジネスの形態を柔軟に変えてこなかった業界は衰退していく一方です。
衰退業界から伸びる業界へ 早いうちに転職を
現在衰退業界で働いているなら、これからも伸びる業界に転職することをおすすめします。
できるだけ早いうちに転職し、給与のアップや成長の機会をこれ以上逃さないようにしましょう。
衰退業界ではゆっくりと自分のペースで働くことができるかもしれませんが、成長が見込めません。
またある日突然給料の未払いや会社の倒産などが起こる可能性もあります。
自分の将来のことを考え、行動してください。
転職エージェントを使えば業界の将来性も相談できる
「転職したい業界があるものの、いまいち将来性がわからない…」
そんな時は転職エージェントに相談しましょう。転職エージェントは各業界の動向を細かく調査し、把握しています。
それぞれの業界の特徴や将来性についても熟知しているので、あなたの疑問や不安を1つずつ解決してくれます。
ハジメ
リカさん
これから伸びる業界について まとめ
これから伸びる業界で働くことは高い給与や成長機会を期待することができ、メリットが多数挙げられます。
一方で、衰退業界では待遇や労働環境は悪化していくばかりです。
今衰退業界で働いているなら、ぜひ伸びる業界への転職を考えてみてください。
転職エージェントを利用することで、業界選びもスムーズに進みます。