転職がうまくいかないため、きつい、しんどい、と落ち込み、疲れてしまっていませんか。
スムーズに転職できる方とできない方がいます。
転職活動がうまくいってない方は1年以上長期にわたって転職活動を続けたという方もいらっしゃいます。
ハジメ
今回は転職活動がうまくいかない、その理由を分析し転職を成功させる進め方をアドバイスします。
転職がうまくいかないと悩んでいる方はきっと1つ、2つ当てはまるものがあるはずです。ぜひ参考にしてください。
目次
転職がうまくいかない…疲れた!つらい!不安しかない
転職がうまくいっていない人の状況を紹介していきます。
転職は時間がかかって当たり前! 1年以上かかる人もいます
転職活動をする上で大切なのは、まずは「焦り」を無くすことです。
何事も焦ってしまうと思ったように成果が出ないことが多いです。急いで転職活動したからといってうまくいくわけではありません。
しっかりと腰を据えてから転職活動を行うことが重要です。
転職活動に1年以上かかるのは転職がうまくいってない、と思うかもしれませんが逆に1年くらいじっくり考えながら転職活動したほうが成功への近道になるかもしれません。
自分の今後を変える人生の転機なので時間をかけてじっくりと自分と見つめ合いながら転職を行いましょう。
内定が出るまでに10社以上応募!転職活動はみんな「しんどい」
転職サイトや転職エージェントをつかい希望の会社に面接の申込みをすることになりますが、いったいみなさん何社ぐらい申し込みを出しているのでしょうか。
リクナビNEXTの調査では平均7.5社という調査結果が出ています。
アンケート結果では、応募数の平均は7.5社、面接した企業の平均は3.4社、内定が出たのは一人あたり平均1.4社となりました。平均すると、応募から書類選考の通過率は約5割、面接からの内定率は約4割のようです。(リクナビNEXT調べ:転職するときの適切な応募数とは?転職成功者の平均応募数・内定率)
8社申し込みをするだけでも8社分の履歴書・職務経歴書、更に書類選考が通ったら面接と進むのでかなり体力的にもきついと思います。
自分だけが「しんどい」わけではなく、そもそも転職活動自体が「しんどい」ということは知っておきましょう。
中には20社以上不採用続きのケースも
転職する上で不採用となるケースが続いてしまうと自信が無くなってしまい、さらに長期化してしまう恐れもあります。
中には平均の7社以上、多い場合は20社以上も申し込みを行ってもすべて不採用になる人もいます。
しかし不採用続きだからと言って焦って適当に転職先を選んでしまうと転職してから後悔することになるので、諦めずに納得のいく転職を行いましょう。
転職募集のタイミングは不定期 タイミングが合わないと長期化する
転職は新卒や第二新卒の転職と違い、「○月から求人を開始」ということはありません。
キャリアアップでの転職では希望する就職先が求人を出していなかったりとポジションが合わないなど、タイミングが合わないことがよくあります。
あまりにもこだわりを持ってしまうと転職の機会を逃してしまう恐れがありますのでこだわりも重要ですが、自分自身の現状(貯金や健康状況など)をしっかりと把握しながら転職活動をしましょう。
時間が経つにつれ焦りも生まれてしまい本来望んでいた転職をできないこともあります。
転職活動は時間がかかるものと思いじっくりと腰を据えて挑みましょう。
転職活動がうまくいかない9つの理由と特徴
転職活動がうまくいかない人の特徴として9つの代表事例を紹介していきます。
転職したい理由が明確になっていない
まずはなぜ今回転職をしたいのかという理由が明確になっていないことです。
ただ何となく「今の会社が嫌だから」「仕事がつまらないから」という理由で転職活動をはじめた人は一体自分がどんな企業に転職をしたらいいのかが分からないです。
たとえば「今の会社だと成長ができない」と感じての転職活動であれば「成長できる環境・業界の会社」を目指すべきです。
キャリアップでマネジメントポジションに行きたい!という人はマネージャー職を探します。
職場環境が悪かったので転職をしたいという人であればそこにフォーカスした転職活動を行うことができますし、人間関係が問題だったのであれば転職活動では人間関係のサポートを行っている企業に入りたい、と考えるはずです。
転職するためにはまず「なぜ今回転職したいのか」という理由を明確にする必要があります。
転職後の具体的なキャリアプランがない
転職をする上で企業はその人の具体的なキャリアプランを聞かれるでしょう。
しかしここで具体的なキャリアプランがない場合は企業側では「この会社に入って何も得るものを考えていない」と捉えられてしまいます。
だからこそ転職をしていったい自分はどのように成長したいのかを聞かれてもすぐに答えられるようにすることが大切です。
ハジメ
転職したい理由がネガティブ ポジティブ変換できていない
転職する理由として人間関係の悪さ、給与面の不満といったネガティブな理由で転職する人は少なくはありません。
だからこそ単に嫌だから転職したいという理由だと、次の会社でも「この人は嫌なことがあるとまた転職するのでは」と思われてしまいます。
会社員をしていく上で嫌なこと納得できないことをどう折り合をつけてきたのか、前向きに捉えてきたのか、改善してきたのか、転職を成功させるには重要になります。
自己分析が甘く自身のキャリアより「高望み」
たとえば給与面の不満があるから転職をしたいという理由の場合、そもそもその給与を与える程会社に貢献できる能力を持っているのか、をどんな会社でも必ず見られます。
自己分析をせず自分に単純に「もっといい給料がほしい!」「もっと上級のポジションに行きたい!」と高望みをした求人に手を出してしまうと採用されないことが多く転職がうまくいきません。
ハジメ
職種・業界的に求人が少ない
5つ目の問題としてそもそも求めている業界・職種に対してそもそも求人が少ないということがあります。
転職である中途採用の場合、新卒採用のように時期が決まっているわけではありません。
企業の都合で求人を出すか出さないかが決まっています。
時期によっては転職活動をしている人の求めている基準の求人が一切ないということもあります。
企業が求める実務経験・スキルを満たしていない…未経験は厳しい!
転職活動で難しく長期化しやすいのが未経験の転職です。
新しい業界・職種にチャレンジすることは人生を大きく変えるためにも大事なことでもありますが、その分転職難易度もあがります。
また未経験歓迎という求人も、「業界未経験」か「実務経験未経験」で大きく意味合いが変わっていきます。
もし違った業界、違った仕事内容で働きたいということであれば転職期間中にアピールできるような資格を取っておくことも視野に入れておきましょう。
ハジメ
転職のタイミングが早すぎる
転職してすぐに転職する場合は難しくなり転職がうまくいきません。
しっかりリサーチしなかったために転職失敗した場合や、入社前と話が違った!と転職後3年以内での転職活動は難易度があがります。
ハジメ
転職先の業種・職種を絞りこみすぎている
転職先にこだわりを持つことは重要ですが、求人数が少ない業種・職種にこだわりすぎることなかなか転職がうまくいかないこともあります。
やっとでた求人に応募して不採用だった場合、再度同じ業種・職種の求人が出るまで待たなければいけないので自ずと長期化してしまうことが多いです。
転職先の情報を詳しく調べていない
最後の「転職がうまくいかない」事例は、転職先を詳しく調べていない人です。
転職にも関わらず企業の公式HPすらもしっかり確認せず面接に行く人もいますが、それでは内定をもらうことはできません。
ハジメ
企業の公式HPはもちろんこと、新聞・ニュース、決算資料、転職口コミサイトと最低限調べられることは調べてから転職活動に挑みましょう。
【転職活動】書類選考に受からない理由
転職活動の代表例をご紹介してきました。
ここからは書類選考と面接とそれぞれのパターンを具体的に紹介していきます。
当てはまるものがないかチェックしましょう。
書類選考の通過率はたったの20%以下
どんな求人でもそうですが、始めに書類選考があります。書類選考と言ってざっくり履歴書等を書けばいいと甘い考えを持っている方もいるかもしれませんが、そんな現実はそんなに甘くはありません。
見出し通り、書類選考の通過率はほんの僅かで20%以下だとも言われています。
書類審査で通過しにくい方の特徴を挙げていきます。
履歴書や職務経歴書 誤字脱字や記入漏れが多い
書類選考は質問内容が決まった面接です。
そこで誤字脱字があると内容以前に気になってしまいます。更に記入漏れに関しても言い方を変えると質問内容に対して無回答をしているということです。
必ず誤字脱字チェック、そして記入漏れが無いようにすることを心がけておく必要があります。
自己PRや職歴などの説明文が分かりづらい
履歴書には自己PRや職歴を記載する項目がありますが、面接と違い補足で説明するということはできません。
書き終わり、一度見直してみて少しでも疑問が起きてしまう箇所は相手にも必ず起こりえます。
何度も見直して修正を重ねることで分かりやすい説明文になります。
志望動機が漠然としすぎている
様々な項目に力を入れて記述しなければいけませんが、志望動機には最も力を入れて書かなければいけません。
企業側はなぜこの企業を選んだのかが最も選考に重要な項目になるからです。
この志望動機が漠然としていると本当にこの企業に入る気があるのかと思われてしまいます。
なぜこの企業に入社したいのかを事細かに書く必要があります。
どこの企業にでも使える志望動機や自己PRになっている
これは何回も履歴書を書いている人がやりがちな悪いパターンです。とりあえずこれで書類選考に出そうとしている人は基本的にいい企業には転職をすることはできません。
企業についてしっかりと調べ、その会社にしかない特色、事業内容があればその話も組み込みましょう。
自己PRでも同様です。
どこにでも使えるPRではなく、自分のどんな技術がこの企業でどのように使えるのかをアピールするようにすることで応募した企業独自の志望動機、自己PRになります。
実は顔写真はかなり重要 ぶれたり暗い写真は見なおして
百聞は一見に如かずと言いますが実は履歴書でもそう言えます。
履歴書に貼る顔写真でも第一印象が決まります。企業側はまず、内容に目を通す前に履歴書の顔写真をチェックします。
そこでぶれていたり暗い写真だと、自分のイメージダウンに繋がります。
実は顔写真は書類選考では命とも言えるほど重要な場所になります。適当に貼り付けるのではなく自分で納得がいく顔写真を選ぶようにしましょう。
ハジメ
転職面接がうまくいかない 不採用続きの理由
書類選考を通過することができたらいよいよ次は面接です。この面接は書類と違い100%準備することができないので難易度は非常に高いです。
しかしまずは基本的な事項を網羅するだけでも結果は全く違います。
その基本的な要素についてお話ししていきます。
服装やビジネスマナーは基本中の基本
まず社会人としての大原則ですが服装の乱れや一般的なビジネスマナーは細かいところまで見られます。
面接での受け答えや応募書類に関しては細心のチェックをする人は多いのですが、面接時の服装について抜けている人が以外といるのです。
ハジメ
会社の近くについた時点から面接は始まっています。
面接がどれだけよくても気を抜いた所で乱れてしまった所を見せてしまうと悪い印象を持たれてしまいます。
いい印象を持たせることは非常に難しいのですが悪い印象は一度だけでもこの悪い印象を持たれてしまいます。だからこそ常に注意するようにしましょう。
前職の批判をしてしはいけません!
そして面接をする際には絶対にやってはいけないことが前職の批判です。
前職に不満を持って辞められたのかもしれないですが、面接で伝えるときは前職であった不満をもとにどのように自分自身が変化して入社したい企業でどのように働きたいのかということを伝えることが重要です。
キャリアや実績を活かし「何ができるか」伝えることがカギ
面接では企業にとって自分がどういう存在なのかをアピールしなければいけません。
自分が持っているスキルや、今まで働いたキャリア、実績を伝え論理的に伝えることで面接官にアピールすることができます。
一概に伝えるといっても根拠がないアピールでは逆効果です。しっかりと根拠をもとにアピールすることでしっかりと自己分析ができる人だと思わせることができます。
企業が聞きたいことに正しく答えられていない
面接だからこそ注意しないといけないことは質問に対して相手が質問した意図と違った答えをすることです。
普段の仕事でも仕事に対して違ったことを行ってしまうことは非常に良くありません。
そのために質問されてそのまま答えるのではなく、一度しつもんの意図は何なのかをしっかりと考えて答えを出すようにしましょう。
熱意や意欲をうまく伝えられていない
自分自身では伝えられたと思っていても実際は上手く伝えられていないことがあります。
どんなことを言っても最終的に相手に伝えることができないと採用への道のりは遠くなってしまいます。
一度友人などに面接官の役をしてもらい、伝えられたのかをチェックしましょう。
自信がないのが目に見えてわかる
自信を持って面接に臨むことが重要です。
自分自身では分からないことかもしれませんが、面接官は言葉の使い方、声色等から自信がないことを推測されてしまいます。
面接に臨む前は絶対に採用される!という自信を持って面接をうけましょう。
面接の練習不足
これが一番の問題です。
そもそも面接慣れしていないという点、大丈夫だろうと思っていても実際に面接の場へ行くと違った雰囲気を感じ普段通りの自分自身を出すことが難しいです。
前述でも話していますが、自信のなさについてもこの練習不足が原因することさえあります。
だからこそ面接を反復的に練習することで緊張も軽減され、自信を持って面接に臨むことができます。
ハジメ
焦ってはダメ!転職活動がうまくいかない時は
転職活動が長引けば長引くほどに焦ってしまい、マイナスオーラに取り憑かれ転職活動が上手くいかないという状況に陥ってしまっていませんか。
タイミングが合っていなかったり、高望みによって自分とは合わない転職先を選んでいるのかもしれません。
そんなときにどうすれば良いのかお話ししていきます。
自身が持っているキャリアを活かせる転職先を探してみよう
転職活動がうまくいかない理由の一つとして、自分のキャリアに合っていない転職先を選んでいる可能性があります。
自身が持っているキャリアを活かせる転職先であれば、書類選考で落ちにくくなります。
自分が経験してきたことについて話すことができるので面接にも自信をもって挑むことができるでしょう。
ハジメ
無職ブランクが長期化しそうなら派遣で働き実績を作る
どうしても長期化してしまい無色の期間が長くなってしまうのであれば、一度派遣を利用して現在も働いている実績を作る方法もあります。
無職やニート、職歴なしの期間が長期化してしまうと企業側はその期間に何をしていたのか?ということが気になってしまいます。
そうなってしまうと採用担当官の印象も悪くなってしまう恐れがあるので、派遣でも良いので働いている実績を作ることで働く意欲が高いことをアピールできるようにしましょう。
職歴なし・ニートからの就職に関してはこちらの記事でまとめています。
一度転職活動を辞めて、リフレッシュするのも手
転職活動がどうしてもうまくいかず、あまりにも長くなってしまうのであれば、転職活動自体を一度辞めてリフレッシュすることも一つの手です。
転職活動から一度離れることによって、焦ってしまっていた気持ちも全てリセットすることができるので、冷静になってこれまでの転職活動を見つめ直すことができます。
どうして転職活動がうまくいってなかったのか冷静に分析できるので、次の転職活動が上手くできるようになるでしょう。
転職活動がうまくいく!転職の進め方5つのアドバイス
始めにお話しした通り転職活動は短い人もいれば長期化する人もいます。
転職をしている人に対しての進め方をアドバイスしていきます。
転職活動は長期化が当たり前 覚悟をもって焦らずじっくり
転職活動はこだわりを持てば持つほど長期化してしまいがちです。
こだわりすぎて長期化してしまい、貯金などが尽きてしまう恐れがあり焦ってしまい本来の実力が出せないといったこともあります。
転職は長期化することを想定することで焦らずじっくりと転職活動を行うことができます。
ハジメ
在職中に転職活動を
貯金が尽きることは精神的にもかなり痛手です。焦ってしまうし自分の求めていたキャリアアップからも外れてしまうこともあります。
だからこそおすすめは在職中に転職活動を行うことです。
しかし転職活動中に同僚や上司に話してしまうと今後の仕事にも響くので転職が決まらない限り社内の人には話さないようにしましょう。
転職サイトやハローワークなどなるべく多くの情報を活用する
求人を探す際は、転職サイトや転職エージェントやハローワークを効果的に活用するようにしましょう。
転職活動は情報量がとても大事です。
一箇所だけ見て求人を探すのではなく、色んな求人情報を見ることで、自分が探していた職に出会える可能性も高まります。
妥協は禁物!納得できない内定は断る勇気を
いざ内定をとっても面接したときの会社の印象や空気がイマイチだったりするかもしれませんが、内定をもらったから断る訳にはいかないと思われがちですが、ここで絶対に妥協をしてはいけません。
妥協をしたまま転職してしまうと前職のように不満が出てしまいます。
不満があったからこそ転職をしたのに結局何も変わることがないということもよくあります。
基本的に転職活動に期限はありません。しっかりと納得のいく企業を見つけるようにしましょう。
転職活動のプロ「転職エージェント」を頼ってみる
一人で転職活動を行っていても上手くいかないのであれば、「転職エージェント」に頼ってみましょう。
転職エージェントでは応募書類の内容や面接のやり方について、第3者の目線からアドバイスを行ってくれるため自身の問題を認識し改善することで、転職活動を有利に進めることができます。
転職がうまくいかない時 まとめ
いかがだったでしょうか。
転職が上うまく行かない人の事例と原因、そしてうまくいってない転職活動の改善方法をご紹介してきました。
転職がうまく行かないのにはいろんな原因があります。自分が当てはまっていないか確認して転職活動を行っていきましょう。
また改善方法もぜひ参考にしてください。
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