「上司が嫌い」会社で働いていればいろんな人間関係がありますが、その中でも最上級に会社生活に影響がでてくるのが上司との関係です。
上司とは当然ですが、仕事でのコミュニケーションが多くなりますし指示命令する・される関係で、場合によっては人事権も持っています。
リカさん
上司が嫌い状態が続くと毎日仕事がつらく「会社行きなくない」そして「仕事を辞めたい」となってしまいます。
しかし安心してください。嫌いな上司との関係を上手に築く方法をご紹介します。
ハジメ
上司が嫌いで仕事に悩んでいる方はぜひご覧になってください。
目次
「上司が嫌い」その理由は4パターンあります
上司が嫌いといってもいろんなパターンがあります。
コミュニケーションが取れない上司、横暴な上司、嫌味な上司…色んなタイプがいますが、嫌われる上司は代表的な4パターンを紹介します。
リカさん
コミュニケーションが無い上司
部下とコミュニケーションを取りたがらない上司がいます。
「俺一人でなんとかなる」「部下と仲良くなる気はない」「絶対的な上下関係を築きたい」という考えの上司です。
そのため、部下とコミュニケーションを取る必要はないと考えています。
業務外のことはもちろんのこと、業務のことでも最低限必要なコミュニケーションすら取りません。
ハジメ
一緒に仕事していても面白くないですし、悩み事相談もできず、そして上司が何を考えているのかわからないのでだんだん上司のことが嫌いになるパターンです。
旧式体育会・パワハラ系上司
「目標を達成できないのは気合が足りないからだ」
「俺が若い頃は毎日終電だったんだ」
「上司の酒が飲めないのか」
と考えが昔ながらの体育会系上司です。
コミュニケーションの頻度は高いですが、科学的根拠のない根性論が中心です。
努力、気合、やる気などが好きな言葉で、パワハラに近いことも平気でしてきます。
ハジメ
「やり方が古いです」なんて指摘しようものなら一気に関係が悪くなるので、従うしかありません。
部下の意見なんて聞く耳を持たないのも旧型体育会系上司の特徴です。
説教多すぎ上司
仕事の細かい事までいろいろ口出しをしてくる上司です。
場合によっては、「お前にはできない」「俺は無理だと思ってたよ」とネガティブな話したり、ネチネチと嫌味をつづけ精神的にしんどい思いをさせてくる上司です。
口を開けば説教やネガティブなことばかりなので、そんな上司は嫌いになってしまいます。
仕事ができない上司
そもそも仕事ができない上司です。
人当たりもよく社歴もそこそこ長いので上司になったものの、部下の指導ができず、指示も曖昧なため仕事が回りません。
仕事ができない上司だとチームとしての成果がでず、結果メンバーの評価が下がりチーム内の仲も悪くしていしまいます。
ハジメ
「上司が嫌い」そん時に対処する5つの方法
上司は気軽に選べないので「上司が嫌い」状態になってもしばらくは一緒に仕事しなければなりません。
では上司が嫌いなときどうすればいいのでしょうか。
上司を変えず自分のチカラでできる方法をご紹介します。
完全に嫌いな上司のことをスルーする
嫌な上司の発言は業務に支障がない範囲でスルーをしましょう。
変えることのできない上司相手にイライラするだけ無駄です。スルーしているのが相手に伝わらない程度に相槌をうち、すぐに忘れましょう。
もちろん仕事ですから業務命令を完全に無視するなどはできません。そこは反論・反発するのではなく、右から左へ受け流すイメージです。
理不尽なこと言われたりしてイラっとすることもあるかもしれませんが、5秒後には忘れるスキルを身に着けましょう。
ハジメ
リカさん
「嫌いな上司でもいい面があるはず」と良い面を探す
何かなければ出世はしてないはずです。
強みや指導力、不器用なだけで実は部下想い、将来を見据えた指示を出している、嫌われ役を引き受けてる偉い上司…など嫌いな上司でもなにか良い面があるはずです。
見方を変えてみれば上司の良いところはいくつも見つかるはずです。
- 「細かいことまでうるさい上司」→「慎重派でミスが少ない仕事を完璧にする上司」
- 「仕事丸投げで何もしない上司」→「全面的に任せてくれて1年後には部下が成長することができる上司」
このように無理矢理でも解釈することでよく見えることもあります。
ハジメ
訓練だと思って上司の良いところを探してみましょう。
腹を割って嫌いな上司と話し合う
上司と二人っきりっで腹を割って話し合ってみませんか。
二人で会議室なりランチや、飲みにでもいってもいいのでじっくり話し合いましょう。
その嫌いな上司も、部下への扱いが分からなくて嫌な態度を取ってしまっている可能性があります。
ハジメ
リカさん
二人きりという環境であれば、話してくれる上司も少なくありません。
上司より仕事で結果だして社内で認めてもらう
もし上司と考え方が違うのであれば自分のやり方で結果を出すしかありません。
「上司とは違ったやり方でも成果は出るんだ」ということを社内で明確に証明してあげれば、納得してくれる場合もあります。
もちろん「部下が苦しんでいるのを楽しんでる」「ミスやトラブルは部下に押し付ける」「部下の手柄を奪い取る」こんなドラマの悪役のような最低の上司が実際にいることは忘れてはいけません。
どちらにせよ、結果を出して上司より有能なことがわかれば、社内の風向きが変わってくる可能性は十分にあります。
反論や反発をするのではなく、淡々と上司より成果を出すことにチカラを注ぎましょう。
徹底的に戦う
業務に支障をきたすレベルにまで嫌いになった上司とは、徹底的に戦う方法もあります。
会議の場やミーティングで上司の意見に真っ向から反論し、周りを巻き込みながら上司と戦っていく方法です。
上司がいなくなるか、上司が折れて意見を曲げるか、もしくは自分が会社にいれなくなるか、そうなるまで徹底的に戦い続けます。
上司に負けてしまうと自分の立場は苦しくなります。
ハジメ
リカさん
上司との戦いに負けたら辞める!くらいの覚悟を持って、徹底的に攻める必要があります。
上司が嫌い過ぎる!どうしてもうまくいかなかったときの最終手段
ハジメ
リカさん
上司の良いところをさがす、上司を変える、上司と戦う…残念がらいろいろ試しても実は上手くいかない可能性のほうが高いです。
結局会社では上司の方が立場が上ですし、組織である以上、上司が優先されます。
「先に出世した」ということだけでも結果を出した人間なんです。
また、そもそも他人を変えることは困難なことです。
そこで、いろいろ試したけどどうしても我慢できなくなったときのために最終手段を2つご紹介します。
どちらの方法も会社を辞める覚悟が必要です。
上司の上司、あるいは人事部に相談
嫌いな上司のさらにその上の上司、もしくは人事部に相談しましょう。
あなたがそれほどツライ想いをしている場合、上司が社会常識から外れている行動を取っている可能性があります。
意外にも人事課などに相談したら上司が「パワハラ」認定された、というケースも少なくありません。また部署異動で違う上司のもとで働けるかもしれません。一人で悩んでもなかなか解決しなかった問題も第三者に入ってもらうことでアッサリ解決してしまうこともあります。
ただし当人同士のウマが合う・合わない程度で対応が難しいです。
また嫌な上司が会社から評価されている自分である場合、自分がマイナス評価されていしまう可能性もあります。上司を飛ばして相談した、ということが耳に入れば嫌な上司から逆恨みを受けてしまう可能性もあります。
別の人に相談する、は最終手段に近い方法です。
転職する
転職を検討するのもひとつの方法です。
ただし一時の感情で退職するのではなく、しっかりと事前に準備して転職先を探してから退職しましょう。
面接時に転職理由について詳細を問われた際に「人間関係による退職検討中」と「人間関係によって退職したため次を探している」のではやはり面接担当の受ける印象は異なります。
後者はどうしても「無計画」「人間関係構築が拙いのでは」という受け取り方をされマイナスに取られかねません。
勤務しながらの転職活動になるので、その際は転職エージェントの利用が必須です。
勤務中のことを理解してくれ、希望の転職先の紹介から、書類選考から面接のアドバイス、面接時間・入社日の調整まで変わって行ってくれます。
ハジメ
リカさん
「上司が嫌い!」対処法 まとめ
嫌いな上司の特徴と対処法をご紹介しました。
嫌な上司をスルーできるなら一番ですが、スルーできなければストレスになるばかりです。
人間関係のストレスの負荷は相当高いので、自分が精神的に病んでしまう前に今回ご紹介した対処法をしてみましょう。
そのまま放置してストレスだけが増えてしまうのことが一番良くないです。
話し合うのか、戦うのか、転職するのか…あなたにとって一番の行動をとりましょうね。
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